ボランティア(№372)

 コロナ禍、猛暑の中、お仕事お疲れさまです。病院の皆様には、ボランティア精神を大いに発揮して、日々お仕事に励まれていることに敬意を表すとともに感謝致します。病める患者様に優しい声掛け、対応にはいつも感心、感動を覚えています。
 良かれとしてしたことが、そうでなかったり、と思うようにならないことも多いと思います。伝えたことが伝わっていなかったりということがあっても、皆様は、素晴らしいコミュニケーション力で乗り超えられているのではと思います。
 今、ボランティア活動の中で、『ヘアドネーション』という活動があります。ヘアドネーション(Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。髪がないことで外出しなくなったりする子どもたちに勇気を与える取り組みで、女優の柴咲コウさんなどの有名人が賛同して髪を寄付したことで、近年は寄付が急増しているそうです。寄付する髪の毛の長さは、31cm以上となっています。該当するヘヤをお持ちの方、心当たりのある方がおられましたら、脱毛で苦しんでいる子どもたちの笑顔のために、力を貸していただけたら幸いです。
 最後に、先日、日経に載っていた教育関係の方からの格言を、皆様にお贈り致したいと思います。
「凡庸な教師は、ただしゃべる。良い教師は、良く説明する。優れた教師は、自らやって見せる。そして、偉大な教師は心に火をつける。」
 教育でも医療でも、心に響く言葉が一番大切と思います。

(ナズトラビ)

2021年08月27日