フィッシング詐欺に注意!(№321)

 皆さん、怪しいメールが来ませんか?
 それはフィッシングメールかもしれません。
 フィッシング詐欺は、カード会社やショップサイトを騙ったメールを送信して、利用者に偽サイトにアクセスさせ、クレジットカード番号や個人情報を盗み取るという詐欺です。
 フィッシングメールは「メンテナンスのため」「本人確認のため」「アカウント情報を更新するため」などの理由で、IDやパスワードを入力するサイトに誘導するものが多く、その手口も非常に巧妙化しているそうです。
 今年、そのフィッシング詐欺にあってしまいました。
 ある日、クレジットカードのWeb明細を覗いたところ、覚えのない海外での請求が7~8件ずらっと記載されていました。クレジット会社にすぐ電話連絡したところ、先方の対応は慣れたもので、本人確認と明細内容を確認して、すぐに詐欺請求と認め、即座にカード利用を停止する処置をとってくれて、こちらにはカードを破棄するよう指示をされました。
 幸い、今回は実害がなく済みましたが、これには心当たりがあって、孫がiPadでアプリをダウンロードして遊んでいた頃に、「Apple IDのアカウントがロックされます」というメールに、ついクリックした覚えがあります。画面は一見本物と同じでした。
 皆さんもメールを開くときには気をつけましょう。

※フィッシング詐欺対策
○日頃の注意
・メール内のリンクはクリックしないという習慣をつける。
・アカウントの適切な管理(安全なパスワードの作成、保管、更新)。
・メールの受信方法を「HTML」ではなく「TEXT」にしておく。
○怪しいと思ったら
・ブラウザ上に鍵マークがあるか確認。
・アドレスが「https~」で始まっているか。
・「差出人」ではなく「電子署名」があるか確認。
・メール内のリンクは絶対クリックしない。
・何よりも怪しいと思ったメールは削除するのが一番の対策。
○フィッシング詐欺にかかったら
・クレジットカードの場合は、すぐカード会社のコールセンターに電話で連絡する。
・被害にあったサイトのパスワードなどアカウント情報を変更する。

(だだんだん)

2017年08月28日