電車に乗りませんか(№334)


 ふる里高知には「とでん」の愛称で親しまれている誇り高き路面電車があります。6月1日から上町2丁目の電停の看板が「上町2丁目 社会医療法人 仁生会 細木病院前」となったとのことで、早速、上町2丁目まで乗ってみました。車内アナウンスでも同様のコールがあり、勤務先がコールされるのは気持ちが良いものでした。一度乗ってみてはいかがでしょうか。それでは、「とでん」についての豆知識について以下をご覧下さい。

1.開業は、1904年(明治37年)、110余りの日本一の歴史がある。
2.車両数は、ノルウェーやポルトガル等の外国電車、低床車両2編成、アンパンマンの車両(アンパンマンがピースしている車両やバイキンマンが大きく描かれている車両)、日高村や航空会社等の企業広告が描かれている車両等約60両超で運行している。中でもお客電車があり、団体で予約すればビールが飲める!職場の懇親会にいかがでしょう!
3.営業距離は、25.3㎞で軌道線では日本一である。停留所は77か所あり、中でも清和学園前~一条橋間の電停間の距離は63メートルと最も短い。
4.運賃は、基本区間大人200円、最大460円(はりまや橋 ⇔ いの、はりまや橋 ⇔ ごめん、いの ⇔ ごめんも460円)、65歳以上の方には「お出かけ応援定期」があり、3ヶ月18千円 6ヶ月33千円とお得な定期がある。
5.はりまや橋は桟橋線、ごめん線、いの線の交差する所で、孫と一緒に街へ出かけた時は「浜幸」付近で行き交う電車を見ると、6両位の電車を同時に見ることが出来る。中でも左折している車両に遭遇した時はラッキーです! 結構、取り鉄の方がいます。

 以上、「とでん」の紹介でしたが、ご存知でしたか? 結構本数もあり、冷暖房完備の車両も多く、私は快適・便利に感じ、乗っている間読書も出来るので通勤に利用しています。終電は10時過ぎで、ちょっと一杯にも十分な時間です。電車のレールを見ると、このレールが様々な場所と人を繋いでいる安心感があります。バスも含めて「とさ電交通」には県民の足として是非頑張って欲しいと願っています。休日には電車に乗って出かけましょう! たまに電車を利用すると、また違った景色が見えると思います。

(お茶のみ)

2018年07月27日