仁生会 創立75周年! ご挨拶

 令和3年7月1日で、仁生会 細木病院グループは、創立75周年を迎えました。

 昭和21年に、創始者、細木高行が第2次世界大戦の激戦地ビルマ(現在のミャンマー)から九死に一生を得て帰国し、高知市西町に小さな細木診療所を開設したのが仁生会のルーツです。昭和30年に細木病院となり、昭和33年に医療法人へ変革し、昭和50年に三愛病院を開院、昭和53年には細木病院は600床を超す病院となりました。その後、平成12年には、日本医療機能評価機構から認定されました。特定医療法人となった後、、臨床研修指定病院、第2次救急病院、高知県へき地医療支援病院となり、平成27年、社会医療法人となりました。
 患者さんには、細木病院にかかってよかった。地域には、細木病院があってよかった。そして、一緒に働く職員には、細木病院で仕事ができてよかったと言われる病院を目指しています。
 一昨年、愚息が細木病院へ帰って来て、昨年6月に「ほそぎハートセンター」を開設し、循環器内科専門医5名を揃えて、心筋梗塞の急性期治療から、高齢者の心不全の方のリハビリテーションまで、幅広く県民のニーズに適切適時に対応できる病院を目指しています。
 24年後の2045年には、高知県は全国一の最小人口の県になることが見込まれています。県民の大部分が高知市に住むようになり、地方は過疎が進みます。病院での診療も、遠隔診療が広がって、患者さんは自宅にいて、自動運転の車が患者さんのご自宅まで出かけて診察し、それを病院で医師がチェックして、診察する時代が来るでしょう。もちろん、入院が必要でれば、すぐに救急車で病院へ運ぶことになります。看護も介護も、多くがIT化されて、ロボットが活躍していることでしょう。ただし、どんなにIT化が進んでも、温かい人の心がなければ、病人の癒しにはなりません。細木病院グループは、そのような将来を夢見て、100周年に向けて、気持ちを新たに羽ばたきたいと思います。スタッフの皆さんの、これからのご活躍を祈っております。

社会医療法人仁生会 理事長 細木 秀美


2021年07月01日