第31回仁生クラブ総会・懇親会が開催されました!
仁生クラブは、平成元年に発足した細木病院グループのOB会です。今年9月1日現在で76名の会員に支えられ運営されています。毎年、9月9日前後には、総会・懇親会を開催しています。
令和最初の総会・懇親会が、9月7日(土)に細木病院新館地下高行記念講堂において開催され、OB会員14名、現職員14名の計28名が参加し、旧交を温め合いました。
◆仁生クラブ顧問(社会医療法人仁生会理事長) 細木秀美より
今年は、令和元年です。31年間、続いてまいりました平成の御代は、新しい天皇皇后両陛下をお迎えして、新時代へと船出しました。
仁生クラブの皆様は、昭和、平成、そして令和と3つの時代を生きて来られましたね。昭和の時代では、太平洋戦争と言う大きな存亡の危機に遭遇し、わが国の国土が焼け野原となり、衣食住、全て生活の糧を無くした多くの国民が困窮しましたが、戦後、一致団結して、今の繁栄を勝ち取りました。しかし。その陰には、310万人にも上る、戦火に倒れ戦塵に消えた尊い方々がいらっしゃいます。御霊に感謝しなければなりません。不幸中の幸い、父、細木高行がビルマ戦線から、九死に一生を得て帰国出来て、今の社会医療法人、仁生会、細木病院グループがあります。昭和21年7月に、細木病院のルーツ、細木診療所が出来、昭和61年6月から、私が理事長となって33年間、それなりに運営されてまいりました。細木病院には、高知医大から山本博司先生、橋本浩三先生が、次々に院長に就任され、発展してまいりました。4年前から、高知医療センターの院長だった堀見忠司先生が院長を務めて戴いております。この一年間で、社会医療法人、仁生会、細木病院グループには、大きな変化が起こりました。今から23年前、昭和8年に、細木病院の新館建設と同時に、精神神経科が細木ユニティ病院として、分離経営になっておりました。23年目になって、今年4月から、昔に戻って、再び一緒になりました。23年間も分離していましたので、統合するにも、色々紆余曲折がありましたが、統合から半年、職員の皆様方の努力で、一つ一つ解決し、上手く運営出来ております。是も、堀見忠司院長先生、吉岡「こころのセンター」センター長以下、多くの皆様方の力のおかげだと、深く感謝申し上げます。是非、再統合されました、細木病院を見学されて、ご支援の程、お願い申し上げます。
もう一つ、4月から、私のホッとする出来事がございました。それは、愚息、細木信吾が社会医療法人、仁生会、細木病院グループに帰って来てくれた事です。20年以上にわたり、岡山大学、岡山県医療センター、倉敷中央病院、高知医療センターの循環器内科に在籍し、研鑽を積んで来ましたが、この度、細木病院で循環器内科、ハートセンター長として、心臓疾患全般にわたって、微力を尽くす事と思っております。又、歯科医になった次女の弓子が、米国に5年間滞在後、メキシコで10年間生活しておりましたが、家族と一緒に帰国し、昨年10月から病院で歯科診療を始めました。当初は入院患者さんの治療と、手術前の患者さんの誤嚥性肺炎予防の仕事が主体ですが、そのうち、外来も診るようになると思います。先輩諸氏の心からのご支援を、どうか宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、人生100年時代の幕開けです。皆さま方、テレビ体操など足腰の運動と共に、読書など頭の体操に精を出して戴き、まだまだお元気で、人生を楽しんで下さい。そして、何時迄も、懐かしい社会医療法人、仁生会、細木病院グループをご支援、ご助言賜ります様、心からお願い申し上げ、私の挨拶と致します。